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【オピニオン】旅行ブロガーの闇?ブロガーは読者のことを考えた記事を書こう。

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今日もたぶろぐ(@sawa_tablog)をお読みいただきありがとうございます。

さわ
普段このようなオピニオン記事は書かないのですが(書くほどのネタがなかったり、そもそも文才がないので)、今回はさすがに目に余るものがあるというか、旅行系ブログのあり方・立ち位置について考えさせられる事があったので記事にしておこうと思います。
この記事は先日Twitter上での一連のやりとりを元に作成した記事です。人によっては読んでいてとても不快になる内容かもしれません。その点ご注意の上スクロールしていっていただけると幸いです。

また、本文中に出てくるツイートの内容に関しては、ツイート元が特定されるのを防ぐため一部言い回しを変えている箇所があります。

【オピニオン】旅行ブロガーの闇?ブロガーは読者のことを考えた記事を書こう。

アフィリエイト広告が大量に出てくる問題

きっかけは、とあるツイート

そもそも、なぜ今このような記事を書こうと思ったのか、という部分をまず説明していこうかと思います。

きっかけは先日Twitterで流れてきた以下のツイート。

Aさん
『陸マイラー』や『ポイ活でマイルを大量獲得』みたいなブログは、最終的にクレジットカードのアフィリエイトへの誘導だから嫌い。普通の旅行記として書けば読み応えのある記事になるはずなのに

このツイートに対し、

Bさん(旅行ブロガー)
旅行ブログはクレジットカードのアフィリエイト以外に収入になるような商品が無い、このアフィリエイトですら暮らしていけるほどの収入にするのは大変。ただの旅行記ではお金にならない。

という返信が。

僕としてはこの時点でちょっとした違和感のようなものを感じていたのですが、それをAさんがうまく言葉にしてくれていました。

Aさん
「稼げる」「稼げない」はブロガー(書き手)の都合であって、読者にとっては関係ないこと。純粋にホテルなど旅行に関する情報を知りたいと思って読みにきた人が、クレジットカードの紹介を何度もされたら嫌になるでしょう。

そう、まさにこれなんですよね。

「クレジットカードの紹介につなげる記事は読者のことを考えていない」と言うつもりは全く無いですが、あまりにも紹介の広告が多かったらウンザリしてしまう。

これではまるで読者のことを考えてるとは言えず、『なんとしてでも紹介につなげて広告収入を得よう』という書き手の思惑が出ていると言えます。

例えばこんな記事

さわ
今度行く〇〇ホテル、実際に宿泊した人のブログを読んで、どんな感じか見てみたいなぁ

と思って検索をして見つけた記事に

・「〇〇ホテルに泊まるならこのクレジットカードがあるといいですよ!」

・「〇〇ホテルはこんなホテルでした、だからこのクレジットカードがあると便利です!」

・「私はこのクレジットカードを持っていたおかげでこんなサービスを受けることができました!」

・「ほら、あなたもこのクレジットカード欲しくなってきましたよね?それならここから申し込みをしてください!今なら嬉しいポイントがこんなに貰えますよ!」

こんなことばっかり書いている記事だったら、読むの疲れちゃうし、読むの嫌になっちゃいませんか?

しかもそれで、自分が知りたかった情報を見つけられなかったもう最悪です。

アフィリエイト広告が多いのも事実

消費者庁からも以下のような注意喚起がされていますが

悲しいことにこのようなアフィリエイト記事が多く、Googleなどの検索エンジンでも上位に表示されてしまうのも事実です。

アフィリエイト広告は悪いもの?

ではブログにアフィリエイト広告を貼ることは悪いことなのでしょうか?

まずハッキリさせておきたいのですが、僕のブログでも広告を貼っています。

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▲これや

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▲これもアフィリエイト広告で、

実際にここから購入してくださった場合は、僕に収入が入ります。

なので、アフィリエイト広告を貼ることに関しては批判するつもりは全くありません。

自分が書いた記事を読んで、その商品を買ってくださる人がいることは嬉しいことですし、それで自分にも収入が入るならWin-Winな関係なのでありがたい限りです。

ただ、中身がアフィリエイト広告ばかりで読みにくくなってるようなブログは読者のことを考えていないなと思いますし、そういう記事ばっかり出てきたら嫌ですよね。

ブログを書くのは誰のため?

読者のことを第一に考えるべき

ここまで読んでいただいて、ブログにアフィリエイト広告を貼ること自体は何も悪いことだとは思っていない、ということはわかっていただけたかと思います。

ブログを書く理由がお金のためでも全然いいと思います。

それで生計を立てている人だっているわけですから。

ただ僕は、ブロガーは

『読者のことを第一に考えるべき』だと思っています。

それは別に

「心を動かすような上手な文章を書け」とか

「ガイドブックに載っていないような、価値のある情報を書け」とか

そういう話ではなく、

最低限『読者を不快な思いにさせないような配慮をしましょう』ということ。

「とにかく広告を貼りまくって、アフィリエイト収入を得るんだ!」

といった読者のことを考えていない記事を書くのはいかがなものかと思います。

旅行系ブログは稼げない

極論にはなってしまいますが、ブログで稼ぎたいと思うなら旅行をテーマにするのはやめた方がいいと思います。

ブログ界隈では『旅行系ブログは稼げない』と言われています。

ご紹介したBさんのツイートの通り、旅行というテーマが収益化の難しい内容だからです。

僕もたまに周囲の人から「ブログって稼げるの?」と聞かれることがありますが、「全然稼げないよ(笑)」と答えています。

それでも書いているのは、

『他人の旅行記を読んで、その人の経験を疑似体験することで、自分も旅行した気分になるのが楽しいから、自分も誰かにとってのそういう記事を書きたい』からで、突き詰めると

『自分の経験が誰かの役に立てば嬉しい』からです。

読者のために記事を書こう

新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行にも行けない状況が続いていることは旅行ブロガーにとって死活問題だということはわかります。

実際に更新が止まっているブログもいくつかあって厳しい状況なんだと感じています。

そういう状況下で、どうにか生きていくために模索する気持ちはわからない話ではないですが、だからといって広告ばかりでうんざりするような残念な記事を書いていい理由にはなりません。

今回とあるツイートから、残念な記事を正当化するような雰囲気が感じられたので「それは違うだろ」と思い、自戒の意味も込めて記事にしました。

僕が好きな旅行ブログは全て、読んでいて楽しい気持ちになります。

それは『自分の収益のことだけを考えたアフィリエイト記事』ではなく、読み手の気持ちになって書いてくれているからです。

厳しい状況下でも、自己中心的な記事を書かず、読んでいて楽しい記事を書く旅ブロガーが増えていけばいいなぁと思います。

僕もそういうブロガーに近づけるように頑張るので、読んでくださっている皆さま、これからもどうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします(笑)