今日もたぶろぐ(@sawa_tablog)をお読み頂きありがとうございます。
先日、音威子府までソバを食べに行ってきました。
北海道に住んでいる方ならわかるかと思いますが、音威子府ってかなり遠いです。
気軽にふらっと行けるような場所では決してありません。
そこまでしてでも食べる価値があると思い車で約6時間かけてそばを食べに行ってきたのでそのまとめです。
【北海道で1番小さい村】音威子府で駅そばを食べる。
音威子府ってどこ?アクセス方法
音威子府は北海道の北部にある『北海道で1番小さな村』です。
車で行く場合
・高速道路を使って札幌から約4時間
・国道40号線経由で旭川から約2時間30分
・国道40号線経由で稚内から約2時間
JR特急で行く場合(1日3往復)
・札幌から音威子府まで約3時間5分
・旭川から音威子府まで約1時間35分
・稚内から音威子府まで約1時間55分
バスで行く場合
・道北バスで旭川から音威子府まで約2時間40分
・宗谷バスで稚内から音威子府まで約4時間30分
JR普通列車で行く場合
旭川から約3時間(乗り換え時間含まず)で音威子府まで行けます。
▲ローカル線で訪問する場合は1時間に1本程しか運行していないので事前にしっかり計画を立てておくことをオススメします。
常盤軒で名物そばを食べる
朝6時に小樽を出発してから約6時間、やっと音威子府駅へ到着しました。
▲ちょうどお昼時ということもあってか既に行列が。
と思ったら突然閉まるシャッター…。
「麺がなくなったから一旦閉店、30分くらいかかります」とのこと…。
せっかくここまで来たので待ちますとも!
▲待っている間も続々とやってくるお客さん。軽く30人はいたと思います。
▲待つこと30分、おじいさんが麺をおばあさんが麺つゆを持って登場です。
▲お二方ともご高齢ですが、後継者はいないようです。無理はしないでほしいですがまだまだお店に立っていてほしいと願うばかりです。
▲お客さん全員に『待っていてくれてありがとね〜』と声をかけるおばあさん。味ももちろんですが、こういう温かい人柄も人気を集める理由なんでしょう。
▲営業時間は午前10時から午後3時30分までで、毎週水曜日が定休日です。
たまに臨時休業になることもあるそうです。
▲店頭では『生そば』や『そばたれ』を買うこともできます。お土産にぴったりです。
▲メニューはこんな感じ
▲待ちに待った実食タイム。
シンプルに『かけそば』をいただきます。
▲音威子府そばの最大の特徴がこの黒い麺です。
なぜ麺が黒いのか
なぜそばの色は違うのか? そばには、更級のような白いそばと、音威子府そばのような黒いそばがあります。お客様からよく「このそばにはイカ墨が入っているのか?」 「ごまを練りこんであるのか?」「染めてるのか?」などの質問を受けるのですが、ここでまとめてお答えします。 ほとんどの人は、そばの色の違いはそば粉とつなぎの割合で決まると思っているようです。でも、それは間違いです。十割そばでも白いそばがあります。 では、何がそばの色の違いを作っているのでしょうか?それは、そば粉です。そばを打つときに使うそば粉の種類、その配合でそばの色が変わります。 そば粉を挽くときは、そばの実の中の方から挽かさります。一番最初に挽かさる一番粉は色が白く、それから二番粉、三番粉になるにしたがい色が黒に近づいていきます。 三番粉は、薄皮を挽いたもので色が濃いのです。「音威子府そば」が黒いのは、二番粉、三番粉を多く使用しているからなのです。 因みに、一番粉はデンプン質が多いため歯切れの良い食感を有しますが、タンパク質が少ないためそばの風味に欠けます。二番粉はデンプン質とタンパク質のバランスが良く、食感と風味のバランスの取れたそば粉です。三番粉は最も色合が濃く、最もそばの風味の強いそば粉ですが、一番粉のような歯切れ良い食感に欠けます。
音威子府までは行けない方は…
行列の写真を見てもらってわかるように地元の方だけでなく旅行者からも絶大な人気を誇る『常盤軒』のそばですが、さすがに道外から訪れるのは大変かと思います。
そばは食べてみたいけど音威子府までは行けない…という方も諦めるのはまだ早いです!
音威子府そば・北海道特産名産品のお取り寄せ[オンラインショップ一路]
こちらのサイトで通販もやっていて、自宅でも常盤軒の味を楽しむことができます。
…とは言うものの、できれば実際に音威子府まで足を運んで食べていただきたいです。
コメントを残す